rainydays

雨の日に綴る写真ブログ

虹の向こう側へ

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金曜日。今週もこってりぐったり搾り取られたと思いながら帰路につく。
今日も雨予報だったかな?とぽつぽつ降り始めた空を眺めつつ特急に乗った。
じめじめした車内。隣に座る見知らぬ人のスマホをいじる無神経な肘が自分の腕に当たってくるのにうんざりしつつ、窓の外を眺めると虹が見え始めていて、どんよりした気持ちが一気にワクワク感に変わった。
混み合った車内でほとんどの人が手の中のスマホに夢中で、車外で起きているイベントに気づいている人はいなさそうだ。「虹が出ているよ」と、さっきまでは鬱陶しかった隣の席の人に声をかけたくなるのをこらえる。
すぐに消えてしまうかと思っていたのに、消えるどころかますますはっきりとしてきて駅に着くとかなりの雨と、大きな虹。しかも二重に架かっている。こんなにきれいな半円状の虹を見たのは久しぶり。
人がほとんどいないホームの先まで行き、雨に濡れることも気にせず撮った。
改札を出て空が広く見える場所へ向かうと、歓声を上げながら同じ目的でスマホを掲げる人が多数。

No rain,No rainbow.

空からのプレミアムなご褒美をもらった気分だ。←うまく言ったつもりか(笑)。

雨粒エモーショナル

 

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前回から自分が連投になっちゃうけどいっか。
他の参加者さんも雨が降ったら雨の日ブログのこと思い出してたまには何か書いてくれたらいいのにな。

iPhoneのトイカメラアプリHipstamaticの新しめのパックで撮影した夜の雨と牡丹。
右下に20年前の今日的な日付が入る。しかもフィルムカメラ風。
リアルな20年前の自分は物心が付く前だから、20年前の今日に何があったか思い出せないなぁ(笑)。
夜の牡丹は花が閉じて白い鳥たちが休んでいるように見えて、昼の咲き誇る姿と比べてまた違った趣きがある。ただし、周りが真っ暗なのでフラッシュがないと撮れなかったし、フラッシュを使ったからこそ、雨粒のキラキラ感が出た。
花びらがフレッシュに水をはじく姿に自分もフレッシュな気持ちになったりならなかったり。