rainydays

雨の日に綴る写真ブログ

道に傘が落ちていた。

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今年も3月の終わりは寒く、冷たい雨が降り続く一日だった。
地元の桜は未だに開く様子がない。
近所のコンビニの入り口には「ここに傘を捨てないでください。カメラに映ります」と手書きの張り紙がされていた。強い風で壊れたビニール傘を捨てていく人が多いのだろう。カメラに映る、という牽制は果たして効くのだろうか。

そんな張り紙を見た数分後、通り道にまだ使えそうなビニール傘が落ちていた。
何かを濡らさないために置いてあったのだろうか。
道沿いを通る車のヘッドライトに照らされるたびにキラキラと光って綺麗だった。

花に囲まれて死にたいわけじゃない。

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あ。花の写真まだあった。

現在個展をしている会場には、たくさんの花がある。

デスクトップに保管されていた花の写真だけピックアップしたからだ。

 

だから、見直すと、選ばれなかった花の写真があって、こんな写真もあったんだ、、、と、少ししょんぼりする。

 

この日も雨だった。

雨はなにも癒してはくれない。

花も、心も。

 

写真個展「MY WAY -ただ、それしかしらないで-」開催のお知らせ。 - tatü

 

 

刻まれたメッセージ

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仕事帰りの電車の中でふと目にした、ろくでもない落書き。
窓際に座って、たまたま鋭利な何かを持っていると、刻みたくなるのだろうか。
そもそもその鋭利な何かとはなんだ?何故持ち合わせているのか。
残された謎を考え始めるときりがない。

つぶやきの真意は誰にも伝えられないまま、ずっと消えない傷となり、
タイムカプセルのようにその場に沈む。